こんにちは。宝来ホームBCP対策委員長の秋田 潔です。
今回は、7月1日に行われた
第2回 洪水対策垂直避難訓練
について、ご報告いたします。
2019年10月の台風19号の猛威は、皆様の記憶にも未だ色濃く残っていることと思います。
統計では、埼玉県内での死亡者は4名、けが人は33名にのぼり、多くの家屋が倒壊し、あちこちで支流河川の氾濫がありました。
宝来ホームは荒川の東側に位置しており、台風19号当時は警戒レベル4の警告がありました。
ハザードマップでもご覧の通り危険区域に該当しており、堤防決壊時の想定水位は6.5mとされています。
6.5mという水位は、当施設の2階中腹までに到達することが想定され、1階がデイサービス、2階3階が特養の居住スペースである我々の施設は、早期の判断と確実な垂直避難が求められます。
宝来ホームの垂直避難訓練は、台風19号レベルの水害により警戒レベル3以上を想定したものです。BCP委員会が作成した避難マニュアルを基に、実際に要介護者や必要備品を2階から3階へ、安全に移動する訓練を行いました。
▲防災アプリを使用して、緊急時の人員確保を迅速に!
▲独自制作の緊急スロープを使用し、車いすの方を安全に引き上げます。
▲防災対策本部を3階に設置し、食材確保、避難経路確保、安全確認、外部との連絡手段の確保など、総司令を担います。
今回の垂直避難訓練では、それぞれの職員が「考えながら」「シミュレーションをしながら」訓練に当たることをサブ目標として行いました。
もうすぐ台風の季節がやってきます。
いざ災害を目の当たりにしたとき、
目の前の120名のご利用と関わる職員全員の命を、落ち着いて守れるよう、
訓練は本番のように、本番は訓練のように。
をモットーに、これからも万全の備えをしてまいります。
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